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106S16強化再生計画 -概要-

以前、ご紹介した106S16再生強化計画の内容をもう少し詳しくご案内いたします。

YM WORKSでも106S16は、入庫数の多い人気モデルでメンテナンス・チューニングのご要望が今でも多数あります。しかしながら、多くの個体が10年以上の車齢を迎え、メンテナンスなしでは乗り続けることが難しくなっていることも事実。加えて、クルマの性格からスポーツ走行などを楽しまれる方も多く、チューニング以前に必要な修理・整備が増える、といった構図になっていると思います。

2001-2003にかけて40台あまりをYMで輸入した106Rallye16V。

修理や整備を気にすることなく、新車のように106S16を楽しみたい、可能なら自分の好みが盛り込めてネガな要素を極力無くせたら、という多くのお客様のご要望を満たすプランとして、「徹底的なレストア+人気のチューニング」というプロジェクトを立ち上げました。

レストア、チューニングの範囲は主に以下のように進める予定です。

●ボディー本体全面塗装。
●エンジン本体のフルオーバーホール+チューニング。
●エンジン補機類のリフレッシュ(ラジエター、ホース類、ジェネレーター、セルモーターなど)。
●フュエルライン、吸排気系のリフレッシュとチューニング。
●ミッション、クラッチなど駆動系のオーバーホールとリフレッシュ。
●ブレーキ、ショックなどの足回りと制動系のリフレッシュ。
●ヘッド/テールランプユニット類の交換。
●その他、交換が妥当と認められるパーツの交換。
※内装に関しては、劣化が少ない個体も多いので、オプションとしてシート・内装の張り替えプランを別途ご提案する予定です。

これまでの106S16のメンテナンス・チューニングの経験上、劣化が考えられる部品やユニット類(特にエンジン補機類、ブレーキ関連、駆動系関連)はほぼ全て交換いたします。交換部品は基本を純正とし、状況に応じてチューニングパーツやOEM部品等(純正部品製造メーカー製の純正部品相当市販部品および当社で十分使用に耐えると判断した市販部品)を盛り込んでいきます。

NMSPを走行する106Rallye16V。

順を追って見てみましょう。

まずは「塗装」。通常、レストアというとクラシックカーのボディ補修のイメージがありますが、近年の車両は鋼板や塗料、防錆の技術が向上し、強い塩害などの理由がない限り穴が開く事はあまり有りません。それでも長年の塗装へのダメージや美的観点から考えると新車に近いコンディションのレストアを目的とする以上、外せない項目です。

塗装にあたってはバンパー類やモール、ウエザーストリップに加え、ワイヤーハーネス類やゴムパーツ、バンパー裏のベースまで、ほぼ、全てのパーツを外したホワイトボディー状態にし、通常目に付かない部分まで施工。新車に近い仕上がりにいたします。

次に「エンジン・駆動系関係」。せっかく降ろしたのですから、やれることは一通りやる予定です。その中で盛り込む強化パーツは、

エンジンスタンドに置かれた106S16のエンジン。

・ノーマルECU対応 ハイリフトカムシャフト (IN/EX共変更)
・FIA Gr.Aレギュレーション対応 ハイコンプピストン組込み。
・MAXFLOW加工(ポート研磨)。
・強化ブッシュ(E/Gマウント及びサスペンションブッシュ)換装。
・エキゾーストマニホールド及びスポーツキャタライザー換装。
・強化ドライブシャフト換装。
・トルセンタイプLSD組込み。

を予定しています。

MAXFLOW加工を施した106S16のヘッド。

前述のように106S16はサーキットでのスポーツ走行に講じるオーナー様が多いこともあり、ウィークポイントになりがちな駆動系を強化パーツに換装し、不安材料を一掃する仕上がりを目指します。

その中で今回はパワーの強化を担うエンジン回りのパーツ、ハイリフトカムシャフトをご紹介。

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特徴はノーマルECUの燃料調整データに合わせたプロフィールを採用していること。吸気量を増大しながらもノーマルの補正範囲を生かした特性で、高回転側の伸びを良くし、アイドル時の安定性も高くなりました。

闇雲にハイパワーを求めている製品ではないので、日常使用するストリートカーにおすすめのアイテムです。

YM SPORT ハイリフトカムシャフト
価格:¥140,700(税込・工賃別途)

引き続き進行具合をこちらでご案内していきたいと思います。

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